事業責任者
インターTOMAS局 局長
西山博一
Hirokazu Nishiyama
リメディアルコース を新設いたしました
リメディアル(Remedial)教育とは、本来基礎学力が不足した生徒に対する補習教育のことですが、インターTOMASではお子様一人一人の成長と成功に必要なよりどころを追求するという大きな目標のもと、ご要望に応じた自由度の高いコースにしたいと考えます。
第一には、英語を学ぶ上では様々な読解の基礎を学びますが、前提となる国語力が不足している場合には定評のある市販教材等(出口の中学国語システム読解、国語読解力奇跡のドリル等)を用いてトレーニングを行います。
特に『奇跡のドリル』については対象が小学校1~2年となっていますが、今日の灘高校の飛躍の原動力ともいわれるメソッドですので、国語を苦手とする中高生でもお薦めしたい問題集です。
第二には、将来に向けて漠然と英語をスタートしたものの、もうひとつやる気になれないお子様に向けて、英語を学ぶのではなく、英語で学ぶというクロス・ラーニングのご提案です。
英検にせよ受験にせよ、お子様ご自身の人生を豊かにするための手段と言えますが、その手段が目的になってしまうとなかなかやる気にならないものです。そこで、算数や数学が好きなお子様であれば、それを英語で学ぶことで、英語を再び手段の座に収め、意識することなく身につけて頂こうというものです。
第三には、すでに各スクールで行われているインターナショナルスクールの補習(英語で理科や社会等)や、英語以外の言語(フランス語・ドイツ語・中国語等)の学習についてです。
受講の可否は各スクールの講師の状況によりますので、まずはお通いのスクール マネージャーにご相談下さい。
モチベーションを高めるために
ある進学校の先生に「生徒の進学指導で最も大切にされているのはどんなことですか」と尋ねたところ「モチベーションです!」とお答え頂いたことがあります。今ではかなりの難関校ですが、その当時は今よりもやや入りやすかった頃でした。その年の27名の慶應義塾大学の合格者が全員現役であったことや、医学部への進学数が多かったことから興味を持ち、TOMAS主催の説明会の担当を務め、校長先生を含め多くの先生方からお話を伺いましたが、進学塾の責任者が驚くほどの実績の秘密は、生徒一人一人の顕在的潜在的な夢や目標に向けていかにやる気を持たせるかだったのです。
私も全く同感です。ですからインターTOMASの教務社員にも保護者様やお子様との面談の最重要テーマは「モチベーション」と指導しております。志望校の選定にあたっては入試形式や問題傾向が向いている、向いていない、入学後の校風や指導カリキュラムが向いている、向いていない、という4つのマトリクスに分類し、そこに向けての方策を練ります。その中で最も重要なことが「モチベーション」なのです。
お子様方の思考は親御様とは違いますから、「〇〇大学への合格者数が多い」とか「医学部への合格者が多い」といった誰もが認める正論ではありません。男の子は好きなスポーツの部活が強いといった単純なこと、情緒年齢がより高い同年代の女の子は近代的な校舎設備や先輩達の雰囲気、制服、珍しいところでは美白の追求に向けてプールがない学校(笑)などなど。
個別指導の強みはその指導形態というよりも、個を見る中でそれぞれに合ったモチベーションがけが出来るということだと思います。保護者様とのご面談はその作戦会議の場でもあります。親御様からは血筋や育ててこられた中でのお子様の才能、率直な希望等をお聞かせ頂き、教務社員とともにお子様だけの成功のシナリオを構築されてください。
このシナリオさえ構築出来れば、目的地までの最短距離を最速で導くメソッドが数多くありますので、あとはお任せ頂きたいと存じます。
インターTOMAS生 保護者体験記
私には娘が二人おりまして、長女は高校時代の3年間、次女は小4~中3までの6年間インターTOMASに通いました。早いもので今年長女は就活の年、次女は高校受験の年でした。
教育業界が長い私にとっては幾通りもの学習方法が頭に浮かぶのですが、紺屋の白袴と言われるように、わが子に選んだのが「英語一点集中、残りは自分で頑張れ!」作戦(笑)でした。理由としては効果が確実で娘達の能力と志望校を考えた場合、親としてはリーズナブルかつ良い意味で楽だからです。
長女は高校の3年間ほぼ毎日インターTOMASに立ち寄り、レッスンが無い日も学校の復習や他の教科の勉強をしていたようです。その甲斐あって中1の時に学校でオール3だった長女が高3ではほぼオール5近い成績となり、学校推薦型入試で大学へ進学しました。その後もやるからにはそれなりの結果を出したいという性格になったようで、大学の成績も同じように修得し、就活も早期に完了、残りの大学生活は海外で再度英語を学びたいなどと申しております。
次女は長女に付き合わされて倍の年数インターTOMASに通ったため、中1で英検2級、中2で準1級に合格し、入試でも英語は常に9割以上見込めたため、何とか志望する学校に合格することが出来ました。国語に関しては英検準1級のトピック学習効果からか、解説が詳しい問題集や志望校の過去問を使って独学で得意科目に出来たようです。数学は最後まで苦戦していましたが、数学が得意な先生に助けて頂き、また英語と国語のアドバンテージで何とかカバー出来ました。
毎年多くの生徒さんや保護者の皆様から
「英語のおかげで志望校に合格出来た」
「勉強だけでなく精神面でも成長させてもらえた」
等々嬉しいお言葉を頂きますが、今年は保護者の立場で英語の学習や受験を通して、一つのことに毎日必死で取り組むことの成果を改めて実感した次第です。こうした学びを社員スタッフ一同と共有し、今後もより良いスクール作りを心がけてまいります。
学校推薦型入試のすすめ。
学校推薦型入試とはかつての推薦入試から総合型選抜(AO入試)を除いた指定校制と公募制の推薦入試のことです。私が意味するのは一般入試を避けて推薦入試を目指しましょうということではなく、一般入試に加えて学校推薦型入試の可能性も得られる位全ての教科をムラなく学びましょうということです。
これは親御様の時代の入試事情と異なり、有名私大はその付属校から多くの内部進学者を進学させ、さらに様々な推薦入試により定員の枠はかなり狭き門であるという事実からも言えることですが、私がお伝えしたいのはもう少し違った観点です。
早稲田大学が文系の看板学部である政治経済学部の入試に数学を加えたことはご存知かと思いますが、ある教授のお話では今日までの日本経済の落ち込みの理由の一つに大学の文系・理系のあり方があったという仮説に基づく変更だそうです。経団連も「文系の大学生も数学を学ぶ」よう求める提言をまとめています。
たしかに文系の大学を卒業しても就職すれば毎日が経済との関わりであり、経済学は数学を必要とします。たとえば価格決定に必要となる需要曲線と供給曲線は微分がわからなければ理解出来ません。現状にもう一教科加えるとするならば数学かも知れません。
しかし、私がおすすめするのはさらに欲張って、学校のありとあらゆる教科をしっかりと学んでおくということです。それは入試におけるお子様方の成功ということだけでなく、その先の就職、ひいては人生における成功につながると思うのです。
かつてバブル経済華やかなりし頃の日本であれば有名大学から有名企業に進むことで一定以上の人生の成功が期待出来ましたが、現代においては有名大学というのはスタートラインに過ぎません。数学も学べば企業活動における様々な意思決定に資するでしょうが、それだけでは十分と言えません。ビジネスのカウンターパートも外国人、外国企業ということになれば理解のために自国だけでなく、他国に至るまで歴史や文化の見識を持つ必要があります。
つまりは学校における全教科は学んでおいて損はないということです。モチベーションとしてはある意味有利な学校推薦型入試と一般入試のWチャンスを得ることができ、社会に出てから様々な経験を積む上での総合的な基礎体力作りが出来るということです。
そして、全教科を効率よく身につけるための戦術としては一番大変な英語の攻略が有効!ということで、長いお話を結ばせて頂きます(笑)。
2024年度から英検の問題形式(3級~1級)が一部リニューアルされます!
詳細は以下の日本英語検定協会発表をご覧下さい。
2024 年度(予定)より 実用英語技能検定(英検)の問題形式 一部リニューアルのお知らせ
保護者様のご関心は
「その結果としてうちの子は合格出来るのか」
「インターTOMASはちゃんと対策してくれるのか」
ということだと思いますので端的にコメントさせて頂きます。
- まず、大学入試や内部進学に英検が必要で、すでに勉強を開始している生徒さんは2023年10月、2024年1月での合格を目指しましょう。傾向が変わる時点で負担増は間違いなく、また多くの皆さんにとって難易度は上がると予想されるからです。特に多くの大学受験生が目標としている準1級は、ライティングにおいて要約問題が加わります。従来のライティングでは様々なテクニックで万全の準備で臨めましたが、同じような気分でしっかり書き上げても、それが問題文の要約になっていなければ0点になる可能性がありますから、今後はその点の対策も必須となります。
- 総合的な英語力のマイルストーンとして英検を利用している生徒さんについては特に心配することはありません。今回の変更は、あまりにライティングの比重が大きかった状態をリバランスしたに過ぎません。また、時流をとらえて新たに加わるEメール問題などは、学びの良い機会ととらえてどんどん学習して行きましょう。
- 対策と申しましても、万人に共通する対策は存在しません。何故なら苦手箇所はそれぞれ異なるからです。PREONE 等の対策講座も最終的にはお一人お一人の状況に応じて重点個所を変更していますし、それが個別指導の本当の強さですから、多くの方々にとって厄介なリニューアルでもインターTOMAS生は心配しなくて大丈夫です! ご安心下さい!
ただし、毎日学習して下さい(笑)。
目指すは生きる力!
高度経済成長期の就職戦線では言われたことを高いレベルでこなせる学生が求められましたが、現在は勝つために必要なことを自ら考え、実行出来る主体性やコミュニケーション能力が重視されているそうです。まさに大学を卒業した瞬間から「生きる力」が求められているのです。
「生きる力」とは不可能を可能にする力と言っても良いでしょう。一体どうやったら学生のうちにその様な力をつけることが出来るのでしょう。私はここ数カ月のスクールの様子からそのヒントを得ることが出来ました。
それはPre-One講座等によって、従来はなかなか合格出来なかった英検準1級に合格された生徒さん達のその後の様子からです。大学生でも合格が難しい英検準1級に、正しい戦略で、日々コツコツと努力を積み重ねることで合格された高校生や中学生は「あれだけ無理だと思っていた英検準1級に合格した!」という成功体験を経て、
「どんなことでも正しい方法で日々取り組めば必ず出来るようになる!」
という人生の黄金律を得たかのように他教科の成績がアップし、これから目指す大学受験や高校受験に自信をもって取り組むことが出来ているからです。これこそ不可能を可能にした経験ではないでしょうか。
よくよく考えてみれば、受験も英検も一度限りの人生をより良いものにするための手段ですが、ややもすると手段の目的化に陥り、力を発揮出来ないケースも散見されます。親御様には是非ドーンと構えて頂き、「受験も英検も自分を鍛える手段なのだから、失敗を恐れずにやっておいで!」と送り出して頂ければと存じます。
英検を重視する理由
インターTOMASでは様々な英語資格に対応可能ですが、特に重視しているのは実用英語技能検定、いわゆる「英検」です。今回はその理由についてご説明致します。
各種英語資格の特徴
各種英語資格の特徴 | レベル別学習 | 学校英語との関連性 | 受験お役立ち度 | ビジネスお役立ち度 |
英検 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
TOEIC(L&R) | × | △ | △ | ◎ |
TEAP | × |
〇 | 〇 | △ |
▶表にすると一目瞭然ですが、まず学習する上では 自身に合ったレベルを集中的に学習するのが効率的です。しかし、例えば TOEICはスコア 900以上の上級者も 500未満の初級者も同じ試験を受けるもので、その学習をレベル別に行うのはなかなか難しいでしょう。その点、英検は 5級から 1級まで 7段階に分かれており、教材もレベル別に分かれています。 自分に必要な内容を集中して学ぶことが可能です。
▶次に 学校英語との関連性ですが、この点でも英検は十分に考えられており、各級ごとに学年の目安が示されており、 初級から上級まで4技能をバランスよく学習することが出来ます。 TOEIC( L&R)はビジネスよりの内容となっており、判定されるスキルはリーディングとリスニングの 2技能です。 TEAPは日本の大学で求められる英語力を問う 4技能テストであることから、難易度は英検準 2級を大きく超え、それ以下の内容はありません。
▶ 受験お役立ち度は、いずれの資格でも大学入試等に活用出来ますが、 採用校数の多さや、 初級から継続的学習が可能なことからも英検に軍配が上がります。勿論、 受験校や相性等でその他の試験を検討すべき時はスクールから提案致します。
▶ビジネスについては TOEICのスコアが有効ですが、それに 英検準1級や1級と併記することで、そのアピール度はゆるぎないものになるでしょう。
たまに聞くお話が、「 英検は実戦的ではない」とか「 英検を取得しても話せるようにはならない」というものです。確かに独学で単に合格だけが目的の学習ではそういったこともあるかも知れません。しかし、正しい学習方法で 各級を満点レベルまで完成し、かつ 2次試験対策で繰り返しアウトプットのトレーニングも行えば、それは確かな知識とアウトプットの型が出来上がります。
様々な武道にも型があるのは、一定の型をやり込むことであらゆる展開に備えるためだと思いますが、例えば英検 2級の 2次試験で「 I agree」か「 I disagree」の後に 2文程度の理由を答える訓練は 論理的思考力の養成にも役立ち、のちの 小論文の基礎学習にもなります。後の大きな波及効果を楽しみに果敢に英検にチャレンジして下さい!
メソッド開発室新設について
今年度よりインターTOMASでは「メソッド開発室」を開設しております。個別進学指導塾TOMASから派生したインターTOMASですから、その使命は英語を通じて受講生の皆様のあらゆる夢、目標を叶えていくことにあります。
単におひとりずつ指導するというだけでは本当の意味の個別指導ではありません。それでは集団指導をおひとりずつ行っているに過ぎないからです。大切なことは「それぞれの生徒さんの状況をしっかり見る」ということです。その上で必要なスキルや資格試験まで最短距離・最速で導くのが「メソッド開発室」です。
たとえば、昨今の大学入試では、英検準1級やIELTS5.5といった外部試験をパスすることでたいへん有利に戦うことが出来ます。いずれも難しい条件ではあるのですが、このたび開発したPREONE講座ではその攻略法を効果的に学ぶことが出来、今後は高校生だけでなく、中学生や小学生でも英検準1級に合格するケースが増えてくることでしょう。
これからも皆さんに喜んで頂けるようなメソッドを次々開発してまいりますので、ご期待下さい!
ただし、その根底には「毎日の継続学習による複利計算」が不可欠ですので、その点はくれぐれもよろしくお願い申し上げます。
英検合格実績と受験結果について
今年もインターTOMASで学ばれた生徒さん方の成長や成功についてお知らせする季節となりました。英検については英語指導の成果そのものですから「実績」、受験については全てがインターTOMASの成果とは言えませんので「結果」という表記になっております。その趣旨は、まず同じようにインターTOMASに通われた皆さん方の頑張りを知って頂き、次に機関紙や校舎掲示・資料等でご自身(お子様)と似たタイプの成功例からヒントを得て頂きたいというものです。今回は大まかに2つのタイプに分類してみたいと思います。
①余裕は実力タイプ
このタイプは医学部を含む難関校に合格された生徒さんに多いです。例えば東京大学や医学部の入試では必ずしも英語が最重要科目とは言えませんが、長期間の計画的学習によって他の教科も含めて順調に学習が進んでいるため、より高みを目指し、大学入学後の英語での授業や海外留学、また将来のグローバルな活躍を見据えてインターTOMASで学ばれているようなケースです。物事の本質を掴んでいる生徒さんが多いため、授業やPRレッスン等の音読や反復もしっかり行ってくれます。「インターTOMASのおかげで合格出来ました!」と言ってくれる生徒さんも多いですが、私は謙遜だと思います(笑)。ただし、本質がわかる生徒さん方にPRやスラッシュリーディングを始めとするインターTOMASメソッドが選ばれたことはたいへん嬉しく感じております。
②英語一点集中大成功タイプ
このタイプはいずれかの時期に英語に一点集中し、その成功体験を他の教科へ波及出来たことによって望ましい成果を収められた生徒さん方です。私はかつて進学塾TOMASの進学対策責任者時代に高校生の「英語戦略教科化合宿」というものを行っておりました。一週間1日12時間、ひたすら音読・反復練習を行い、英語が出来ている人の勉強の仕方を頭と身体に徹底的に叩き込むというものでしたが、参加者の多くが、短期間に英語の偏差値を大幅アップ、その後に他教科も大幅アップすることから当初のレベルから2~3ランク上の大学に合格を果たしてくれました。インターTOMASはその通学版とも言えますが、例えば私大難関校などは英語の配点が高く、差をつけやすい教科だけに攻略すればその効果もたいへん大きいのです。
最後に残念ながらインターTOMASがお力になれなかったケースですが、上記と反対に「計画的な学習が出来なかった」「英語一点集中の期間がなかった」等を中心に、細かいところでは「同じことを繰り返すことが嫌(と言っている)」「学校の試験中なので英語はお休みします」等でしょうか。
簡単な例で置き換えればお分かり頂けると思うのですが、「こんにちは、赤ちゃん!パパとママはこれから毎日違うことを教えていくから楽しみにしていてね♪」と育てられたお子さんは日本語さえ身につかなかったことでしょう。普通は「パーパ、パーパ、マーマ、マーマ、わんわん、わんわん、ブーブ、ブーブ・・・」と言うように数えきれない程の繰り返しによって言語は身につくものです。また、「試験中につき歯磨きの時間も惜しんで勉強します!」と言っても虫歯は待ってくれないように、英語の勉強もやらない理由をあげたところで継続しなければまた一からやり直しになってしまうのです。
インターTOMASは毎年の生徒さん方の良い結果につながった行動、残念な結果につながってしまった行動の両方を共有させて頂くことで、年々ベターな指導サービスを追求してまいります。今年度もよろしくお願い申し上げます。
ご入会を検討されている皆様へ
インターTOMASは [① 毎日の学習]×[② インターTOMASメソッド] によって成果を上げる英語スクールです。この点が「違う!」とお感じの方は他の方法をご検討されることをお薦めいたします。
①毎日の学習 |
---|
「毎日」というと大変だと思われるでしょうが、私達のほとんどが生まれてからずっと日本語に触れてきたことを考えれば当然のことです。しかも起きている間の大部分何らかの形で言語に触れていると考えれば、本来語学の習得には「万単位」の時間が必要です。しかし、それでは生活の大部分を英語に没頭することとなり、学校での他の教科や受験との両立は不可能でしょう。
そこで、インターTOMASは毎日の学習という複利計算の爆発的な力を借りて、かつ各個人に必要なレベル(例えば英検2級~準1級に合格し受験を有利に等)を設定し、必要な方法と勉強量で取り組んで頂きます。
②インターTOMASメソッド |
---|
上記の様に毎日とは言うものの、限られた時間で必要な成果を上げるためには英語ネイティブと同じ方法で「ただ英語に触れていれば身につく」というのは無理があります。
インターTOMASのメソッドは数々ありますが、大原則は「各人が必要なものを身につくまで繰り返す」ということです。たとえば、加圧式音読トレーニングは1週間毎日同じ内容を繰り返しますし、学校の教科書や単語集の例文についても暗唱出来るまで繰り返します。
日本語と英語では文法構造が違うため、思ったことを頭で英語に変換して話すことは出来ません。つまり、必要な正しい英語(日常会話、英検、受験等)をインプットし積み上げたものを必要な時に取り出せる力を養成していくことになります。ネイティブとはその仕組みが違いますが最短距離で必要な英語を読み、書き、聞き、話すことが出来るレベルをインターTOMASでは「セミバイリンガル」と呼んでいます。
セミバイリンガルレベルとは |
---|
英検2級合格レベル | セミバイリンガルレベル | バイリンガルレベル | |
必要勉強時間の目安 | 3年間で600時間 | 3~6年間で3,000時間 | 最低でも10,000時間以上 |
受験英語への有利さ | 一般の都立高校入試の英語ならば余裕をもって高得点を目指せますが、都立自校作成問題や私立難関高校には特別な対策が必要です。 大学入試では共通テストでも対策が必要です。難関大学にはかなりの距離があり、綿密な対策が必要です。 |
一般の都立高校は勿論のこと、難関高校の英語も得点源にすることが可能です。 大学入試では共通テストは満点レベル。難関大学の英語でも困ることはありません。 |
長期の海外生活によって結果的にこのレベルの生徒さんはいらっしゃいますが、日本的な文法学習に苦労されることもあります。 将来、海外の大学進学に向けて勉強されるケースも多いです。 |
将来の英語活用 | 新たに実践的英語の対策が必要となります。 | 通常の会話等で困ることはありません。必要な知識を習得すればOKです。 | 問題ありません。 |
結 論 | 高校入試、大学入試とも難関校では英検2級は最低レベル、スタート地点です。 | 将来も必要となる英語を計画的に学習することで、入試にも圧倒的有利な武器となります。 | 結果としてこのレベルに達している生徒さんはいらっしゃいますが、ゼロからこのレベルを目指されることをお薦めはいたしません。 |
今こそ英語一点集中の絶好のチャンスかも知れません。
インターTOMASの成果の秘訣は、①毎日の学習が必要であると言い続けていることと、②それを可能にするための数々のコンテンツがあることです。20世紀最大の物理学者であるアインシュタインが「人類最大の発明は複利である」と評しましたが、多くの日本人が苦しめられる「英語の習得」も複利(=毎日の学習の継続)の力を利用すれば克服出来ます。逆に利用しなければ習得は難しいというのがインターTOMASの現時点における結論です。
とは言うものの、初めは通われている生徒さんの多くが受験やクラブ活動等で「英語だけに時間を割くことは出来ない」と言われます。しかし、その陰で親御様の何らかの工夫やご家族の強い思いで「雪だるま式学習法」を継続された生徒さんの中で驚くような成果が上がっています。
「学校の英語の成績が伸びた」
「思わぬほど上位の英検に合格した」
「熱望していた志望校に合格した」等々。
コロナ禍で自由な活動が制限され、緊急事態宣言解除後も注意が必要な日々ですが、これを逆に考えると通常では無理だった英語一点集中が可能と考えられるのではないでしょうか。実は自分自身の子供達にも
「どちらにしても頑張らなくてはいけない期間だし、周りの人々も自由に遊んでいる訳でもないこの時期に徹底的に英語の貯金を作って、自由な高校・大学生活を手に入れるのはどうだろう」
そんな提案をして何とか「雪だるま式学習法」のコースに乗せることが出来ました。まだまだ途中経過ですが、子を持つ親の立場で申し上げれば「効率的でうれしいおまけがついてくる」ということです。うれしいおまけとは英語以外の勉強も英語で身に着けた「雪だるま式学習法」によって自力で何とかしてくれるのです。
サービス諸経費のお願い
来年度から新たに「サービス諸経費(月3,300円)」をお願いすることになりました。インターTOMASはここ数年のコロナ禍の影響でも値上げをすることなく逆に値上げ無しの授業時間延長や無料のディクテーションコンテスト等の開催を継続してきました。特にディクテーションコンテストを継続している生徒さんの実力向上が目覚ましく、にも関わらず着手されない生徒さんの原因を考える時「無料であること」という考えに至りました。勿論、採算度外視のPRレッスンのコース充実も含めたものではあるのですが、成果に向けて多くの授業をお受け頂いている皆さん方に大きなご負担にならないよう、一律料金で浅く広くご協力頂きたいというのが趣旨でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2020年に続いて2021年も世界全体がコロナ禍の渦中にいます。そんな中でインターTOMASは全く新しい形の英語スクールとしての責務を果たすべく、スタッフ一丸となって取り組んでまいりました。また多くの生徒の皆さんも「英語習得」という一朝一夕には成し遂げられない難行に取り組む中で、様々な成長や成功を果たしていただきました。
進学個別指導塾TOMASの留学部門→必ず話せるメソッドのある英語スクール→進学塾融合型英語スクールという変遷を遂げてきたインターTOMASですが、思い描いた構想通り、多くの生徒さんにとっての難敵となる英語の攻略は、様々な入試において画期的な成果につながりました。特に大学受験制度の変革とコロナ禍のWパンチで多くの受験生が動揺する中で、インターTOMAS生はゆるぎない英語力とそれが発揮されての各種英語資格(英検・TEAP・TOEIC・TOEFL等)を生かして自信をもって試験に臨むことができました。
インターTOMASはこれまでの経験に2020年度の学習を加え、さらに生徒の皆さんの成長と成功に貢献していける英語スクールを追求してまいります。
英語攻略の優位性 | 備 考 | |
中学入試 | △ | 慶應湘南藤沢中をはじめ、2020年度は141校まで増加した私学の英語選択入試ですが、一般的と言えるまでにはもうしばらく要するでしょう。つまり、帰国子女等で英語が得意な生徒さん向けの入試ということです。難関校では英検準1級を上回る難度で、一般的な生徒さんが一から目指すのは現実的ではありません。 |
高校入試 | ◎ | 英語の攻略が大いに有利です。特に男子は早稲田、慶應等の付属校を数多く受験することが可能であり、英数国で一番点数が読める英語を得意にしておくことは相当なアドバンテージといえます。女子は男子よりも受験できる学校が少なく、より難度はあがりますが、高校入学から大学卒業まで7年間の自由な時間が確定する魅力は計り知れません。英検2級を高いスコアで合格できる実力を目指しましょう。 |
大学入試 | ◎ | 従来のセンター試験では多くの生徒さんが当たり前の様に高得点を獲得してきましたが、今回の共通テストでは特に「周りの人がリスニングで苦戦する中で自分は出来ました!」という嬉しい感想が目立ちました。よって、今後は私大難関校だけではなく、共通テストにおいても実践的な英語学習が有用といえます。 私大は早慶上智ICUだけでなく、いわゆるMARCHクラスにおいても英検準1級レベルまで取り組んでおくことが望ましいです。また、医学部受験生は高校において数学・理系教科でやるべきことが山積しているため、中学段階で英検準1級取得というのが理想的です。 その他志望校毎に有利となる英語資格(英検・TEAP・TOEIC等)があるため、幅広く挑戦しておくと良いでしょう。 |
世界中のあらゆる組織、人々と同様にインターTOMASも2019年末からの新型コロナウィルス感染症に大きな影響を受けました。軌道に乗りかけた進学指導と実践的英語が融合した全く新しい英語スクールという環境を守るためにスタッフ一同懸命に努力してまいりました。生徒保護者様のご理解と応援もあり、ここにきてインターTOMASはさらに進化出来たと自負しております。
継続的な学習を守るために一気に進めたオンライン授業は今後も生徒様の利便性を提供するものとなるでしょう。また、毎日の確実な学習を促す目的で始めたディクテーションコンテストにおいて飛躍的な実力アップを図る生徒様が多くみられたため、こちらは今後も継続して行ってまいりますので、是非ご活用下さい。
インターTOMASは「英語が出来れば世界が広がる」とか「短期間で飛躍的に実力アップ」を吹聴するスクールではありません。むしろ、ビジネスや学校、受験勉強という忙しい生活の中で、英語をどの様に学ぶことが効率的かつ有意義かということについてお一人お一人の状況に合わせてご提案しております。
指導者が様々な国から国費で来日しているような留学生が多く在籍するのは彼らの魅力的なバックグラウンドや人間力が生徒様方の指導において大きな成果を挙げてきたことによります。またネイティブ講師も限られた時間の中で多くの方々が加圧式音読(PR)やマイストーリートレーニングで大きな飛躍が可能という指導体験を数年積み上げてきた人ばかりですのでどうかご安心下さい。
詳しくは各スクールでお話させて頂きますが、大学入試改革に加え、今年は上智大学、青山学院大学、立教大学等が大学入試共通テストを絡ませたことにより、むしろ英語が得意な人が英語で差をつけることが難しい可能性も出てまいりましたが、入試の頂点といわれる医学部の入試は勿論のこと、早慶の英語はトピックの専門性も含め、たいへん難しいですから、大学入試では英検準1級、高校トップ私立入試は英検2級をライバルより早めに習得した上での対策がポイントになるでしょう。
いずれにしても英語を学ぶのではなく、英語を攻略する過程で勉強のコツ、生きる力(あれだけ難しかった英語も毎日、コツコツ、一定量をやれば大丈夫だったぞ!)を身につけるという「英語戦略教科作戦」が有効です。他の受験生が英語と戦う中、英語を味方につけて、受験や人生を英語とともに勝ち抜いて下さい!
明治時代の優れた先人達の努力により、日本では様々な学問や知識を母国語で学ぶことが出来ます。英語習得の必然性は必ずしも高くなかった訳です。しかしながら、これからのグローバル化に向けては知識を習得するだけでなく、世界共通語である英語によるコミュニケーション能力が必須となります。
これほど進んだ日本においても、英会話スクールは旧態依然であり、外国人講師に習えば自然と英語が身に付くようなことが、まことしやかに言われています。そして、英語を母国語とする講師たちは自身が英語を習得したプロセスを日本人の生徒に要求します。
残念ながら、1日の多くの時間を英語学習に費やすことが出来ないビジネスマンの方々や受験を控えた学生の皆さんには、その方法では英語は身に付きません。例えるならば、1日に1~2時間しか言語に触れなければ、赤ちゃんも自然と言語を身につけることは出来ないのです。
インターTOMASには英語の他にやるべきことがたくさんあるという皆さんの英語fluencyを高めるメソッドがあります。一つは初回からリスニング力アップの効果が体感出来る加圧式音読(Pressurized Reading)トレーニングです。このオプションは安価な金額で火曜日から土曜日までの毎日通学して頂けます。現状、日曜日と月曜日はご自身で学習して頂きますが、この勉強でネイティブに物怖じせず、自信を持って相手の言っていることを聞き取ることが出来るようになります。
もう一つはMy storyトレーニングです。加圧式音読によって、リスニングは飛躍的にアップしますが、自分の言いたいことを自由にスピーキングするにはさらに3000~5000時間必要と言われています。日本語をシャットアウトしてこれだけ英語に触れるには実質「留学」しかありませんでした。インターTOMASでは、人間が持っている記憶力を活かし、ネイティブとのコミュニケーションで必要な表現や自身が言いたい内容をその方の文法レベルを踏まえ、あらかじめ英文を準備し、記憶して頂きます。100文程度を記憶すれば、1時間程度は話すことが可能ですし、200文まで暗記すれば、ビジネスマンでも自信を持って英語を使うことが出来るでしょう。また、一定の記憶が進むことによって、様々な応用が利くようになることも多くの皆さんが実感されています。
「すぐに身に付く!」と言う様なことは申し上げられませんが、①インターTOMASのメソッドを信じて、②毎日、学習を継続する。の2点を守って頂ければ、個人差はありますが、必ず英語のfluencyは高まり、英語でのコミュニケーションが楽しくなるでしょう。皆様のご来校を心よりお待ちしております。
私は平成23年に進学個別指導塾TOMASを離れ、インターTOMASにやってまいりました。当初は成果を出すことが難しい英会話に成果主義である進学塾の精神を取り入れ、全く新しい英語スクールを誕生させることがミッションでした。
初めの一年で日本人が英語を話せる様にならない原因は指導方法ではなく、絶対的な学習量によるものと結論づけ、限られた時間で一定の英会話力を身につけるためのセミバイリンガルメソッドを構築し、多くの生徒様に英語を話すことが出来る喜びを提供してまいりました。
生徒様は全く英語が初めての人から帰国子女まで多岐に渡りましたが、当初は3歳位から高校生が多かったため、共通する話題はやはり中学、高校、大学への進学受験指導でした。すると、英語が初めての生徒達はローマ字と英語の発音の違いや文法構造の違いから混乱するのですが、帰国子女で英語が話せる生徒達もまた文法中心の日本の英語教育や入試で不都合が起きるのでした。
そんな中で指導を重ね、いつしかインターTOMASの指導目的は①英語を話せるようになり、その力を②受験勉強や仕事でも最大限活用するという形になってまいりました。
従来であれば、進学塾と英会話スクールの両方に通って、生徒様ご自身が調整するところですが、インターTOMASではお仕事の内容や志望校をお聞かせ頂ければ、何が必要で何が必要無いのか、それをいつまでにどの位、どんなペースでやるべきかを個人別カリキュラムで明らかにし、担当講師や担任が責任を持ってサポートしてまいります。
詳しいお話はお一人お一人、時間をとってさせて頂きますが、成果を出される生徒様の一つの特徴は「英語を教科の一つとしてではなく、自分を高める手段としてとらえている」ことです。一度限りのご自分の人生を最大限豊かにするために、早い時期からコツコツ英語の勉強を継続される様な人が話せる様になるだけでなく、受験やお仕事でも英語を活用されています。まさに「余裕は実力なり」です。一人でも多くの生徒様がその様な成功を果たすことを願ってやみません。
まだ道半ばですが、着実で確かな歩みを続けております。
2001年度 | 進学個別指導塾TOMASの「国際教育局」として留学事業をスタート |
---|---|
2008年度 | インターTOMAS1校舎目 荻窪スクール オープン その後も、池袋、目黒、横浜、市ヶ谷などを順次オープン |
2012年度 | スクール名の変更 インターナショナルTOMASからインターTOMASへ |
2013年度 | 分社化して、株式会社インターTOMAS設立 英会話スクールと進学塾とが融合した英語専門スクールに 10月:国立スクール オープン 成果を追求する改革①:音読講座PRスタート |
2016年度 | 6月:渋谷スクール オープン |
2018年度 | 4月:大崎スクール オープン |
2019年度 | 成果を追求する改革②:レッスン時間(45分→50分)に延長(月謝据え置き) |
2020年度 | TOMAS、メディックTOMASとの連携強化により、株式会社リソー教育に再統合 3月:TOMASコラボ3校 同時オープン 成果を追求する改革③:自宅学習ツール「オンラインPR」「DC投稿」スタート |
2021年度 | 3月:田町スクール オープン |
2022年度 | 英語戦略教科化コース新設 5月:三鷹スクール オープン 成果追求する改革④:「メソッド開発室」の新設 |
2023年度 | 英検準1級対策特化講座「PREONE」の開講 |
2024年度 | 6月:定期テスト分析・類題演習を行う「内部進学対策コース」の開講 8月:総合学習アドバイスを行う「リメディアルコース」の開講 |